INTERVIEW 01 システムを進化させることで、
第一次産業を守り、発展させていく。
その醍醐味を直に感じています。

K.T. 2024年キャリア入社
JASTEM開発一部

PROFILE

学生時代に情報学について学んだ後、システム開発の上流工程から携わりたいという想いでSIerに入社。主にクレジットカード会社のシステムの要件定義や設計・開発などに従事。4年ほど勤務した後、外部の立場ではなく内側から企業を変えていきたいと思うようになり、転職を決意。NICに入社した後、JAバンクの勘定系システムを担うJASTEM開発一部に所属し、貯金システムを担当しつつ、JASTEMの将来構想を検討するプロジェクトにも携わる。

NICに転職を決めた理由は?

企業の未来や事業構想、業務のあり方まで踏まえた上で最適なシステムを提案し、内側から企業を変えていく。農林中央金庫の専属システム部門であるNICでなら、その目標が実現できると思ったためです。前職のSIerではどうしても踏み込める領域に限界があり、あくまで他社支援の立場としてしか提案できない点にもどかしさを感じていました。その点NICなら、業務部門とシステム部門の距離が近く、日本の農林水産業に貢献するという共通の想いのもと、同じ目線で意見を交換できる。ここでなら、システムのユーザーやその先にいるお客様にとって価値あるシステムをつくることができると思い、入社を決めました。

実際に転職してみての感想は?

転職前は堅いイメージが強かったのですが、実際はとても柔軟な人が多く、チームの仲の良さに驚きました。チャットでの会話が盛り上がったり、仕事終わりに食事に誘ってくれたりと、年次やポジション関係なくラフにコミュニケーションを取る風土が根付いていると思います。キャリア入社でもスムーズにオンボーディングできるよう、分からないことがあれば周囲が気さくに教えてくれます。

現在の仕事内容は?

現在はJAバンクの基幹システムであるJASTEMを担う開発一部に所属し、入出金や預金の管理など、金融機関の窓口で取り扱う貯金の当座性業務を主に担当しています。加えて、JASTEMの将来構想を検討するプロジェクトにも2025年度から参画し、JASTEMをより良いシステムにするには何をすべきか、そしてそのシステムを通じて業務にどう価値を生むかといった部分について検討を重ねています。

前職の経験が活きた点は?

何か課題が生じた際に、どうすれば解決できるか自分なりに考え、積極的に提案できるのは前職での経験があってこそだと思います。前職では新システムを手がけることが多く、数えきれないほど多くの壁にぶつかることがあったのですが、だからこそ課題の本質を捉え、率先してアクションを起こすクセがつきました。現在も、関係各所と協力してプロジェクトを進める上でさまざまな課題が生じます。そんなときは何が焦点となっているのかを見極めて自分から解決策を提案することで、プロジェクトを前に進める役割を担えています。

仕事のやりがいは?

大規模な基幹システムに携わることができる点にやりがいを感じています。500弱あるJAバンクの勘定系業務を一手に担う、これほど大きな基幹システムに携われる環境は、他にはあまりないと思います。こうした大規模なシステムを維持するだけでなく、将来構想や新機能の拡充の経験も積むことができるのは、技術者として大きな財産になるはずです。また、大規模なシステムだからこそ社会にもたらすインパクトも大きく、多くの方々の役に立てるという点は、仕事をする上でのモチベーションにもなっています。

働く場所としての魅力は?

業務内容や社員の人柄なども魅力ですが、加えて社員のワークライフバランスも重視している企業なので、仕事とプライベートのメリハリをつけて働くことができる点も魅力のひとつだと思います。音楽が好きでライブに行く人や家族と旅行に行く人も多く、それぞれの予定に合わせて柔軟に休みを取得することができます。また、周りの社員も「ちゃんと休み取った?」と気にかけてくれるため、安心して休める環境があります。

今後挑戦したいことは?

AIを始めとする新たな技術を取り入れ、ユーザーにとってより使いやすいシステムを生み出していきたいです。そしてその先の大きな目標としては、社内で蓄積した技術・知見を活かし、JAグループ内外の方々の利益にも繋がるような価値を生み出していきたいと考えています。ここまで多くのシステムをまとめ、それらを滞りなく動かすノウハウはきっと他の領域でも役立つはずです。また、こうした挑戦を通じて、第一次産業にも何かしらのかたちで貢献していきたいと思っています。そのために可能性を狭めず、自分にできることを模索していきたいです。

NICで活躍できる人は?

主体的に動いて周りを巻き込める人や、業務知識を積極的に共有してくれる人、意思決定ができる人など、NICでは一人ひとりが自分の適性を活かして活躍しています。そのため「こういう人でなくてはならない」という決まりはないと思うのですが、強いていうなら、個人プレーが好きな方は向いていないかもしれません。NICはチームで仕事を進めることが多いため、適切に自分の意見を伝えたり、相手の意見に耳を傾けたりする姿勢を持つことは必要かなと思います。