INTERVIEW 02 人にもシステムにも誠実な仲間たちと
密なコミュニケーションをとり、
「本質的なシステム」を追求できています。

H.S. 2024年キャリア入社
JASTEM開発一部

PROFILE

大学で食物栄養学について学び、食品メーカーなど業界を絞らずに就職活動をする中、システムを使う人に寄り添い、役立つものをつくりたいという想いが芽生えてシステム会社に入社。主に生命保険会社の基幹システム開発・保守に従事し、設計から運用保守まで一貫して対応する。3年ほど働いた後、より上流フェーズに関わりたいという想いからNICに入社。現在は、JAバンクの勘定系システムを担うJASTEM開発一部に所属し、振替決済のシステムを担当する。

NICに転職を決めた理由は?

ユーザーや業務部門と密に連携し、上流フェーズから関われる点に強く惹かれたためです。前職でも関係各所とコミュニケーションを取る機会はあったのですが、やりとりをする中で気が付いた、より最適な進め方や設計を提案する機会があまりなく、もどかしさを感じていました。そこで思い切って転職活動を始めたところ、NICが農林中央金庫グループの情報システム部門として要件整理から入りこみ、活発にコミュニケーションを取ってシステムをつくり上げていることを知り、迷わず入社を決めました。

実際に転職してみての感想は?

入社前のイメージどおり、業務部門や他部署と日常的にコミュニケーションを取って仕事を進めることができています。壁や距離を感じることはほぼ無いですし、お互いの意見に耳を傾け合う良い風土が根付いているなと感じます。さまざまな部署とやりとりする機会が多いからこそ、業務部門の方々の視点や業務内容への理解を深め、より深い信頼関係を築きたいと思うようになりました。

現在の仕事内容は?

現在はJAバンクの勘定系システムを担うJASTEM開発一部に所属し、振替決済のシステムに携わっています。このシステムを担う振替決済業務は、障害が発生した場合、復旧対応が遅れてしまうとお客様に多大な影響を与えてしまいかねません。そのため日々の運用や保守が非常に大切であり、起こり得る事態を常に想定して業務に当たることを大切にしています。

前職の経験が活きた点は?

前職と現在では扱っているシステム自体は異なるものの、業務の進め方においては前職の経験が活きていると感じることがあります。特に障害が起きた際、慌てずに冷静に状況を整理し、何をすべきか、どの流れで対応すべきかを判断して迅速に進められるのは、これまでの経験があってこそだと思います。転職するにあたり、自分の経験をどう活かせば良いのか不安に思う方もいるかもしれませんが、意外なところで役立つ場合もあるので、あまり気負いすぎなくて良いと思います。

仕事のやりがいは?

プロジェクトを任せてもらえることも増えてきて、入社の決め手であった上流フェーズから関わりたいという想いを実現できていることにやりがいを感じています。システムの設計を決める上でも、なぜその設計にすべきか、どのように役立つのかといった部分から話し合い、本質的なシステムを追求できることが非常にありがたいです。良いシステムをつくりたいという想いが開発部にも業務部門にも共通しているからこそ、納得いくまで話し合えるのがNICの魅力だと思いますね。

働く場所としての魅力は?

研修制度や教育制度が充実しており、新卒も中途も関係なく知識をキャッチアップし続けることができます。私自身、業界の知識があまりなく最初は不安だったのですが、部内の勉強会や研修に参加することで、幅広い知識を習得することができたため、安心して業務に取り組めています。また、オンライン学習の種類も豊富で、IT分野の基礎(例:プログラミング言語(Python, Java, JavaScriptなど)、Web開発、データサイエンス、AI、セキュリティ、インフラ、クラウドコンピューティングなど、多岐にわたるコースを自分のペースで学ぶことができました。

今後挑戦したいことは?

まずは、顧客のニーズを的確に把握し、最適なシステムを提案できる存在を目指したいです。そのためには、汎用機の知識だけでなく新しい技術や設計手法を取り入れ、レガシーと最新技術の橋渡しをする必要があります。同時に、技術面だけでなく業務知識もさらに深めていき、さまざまな人の立場に立って考えられるようになることが、使いやすいシステムの提案につながるのではと考えています。最終的には、そうした経験を活かしてチームマネジメントにも挑戦してみたいです。前職で学んだことやNICに入社して気づいたことなど、これまで身につけた技術や知識を後輩に継承しつつ、より大きな案件を牽引できるように尽力していきます。

NICで活躍できる人は?

技術者として、全体を踏まえた最適な対応を模索しようとできる人が活躍できるのではないかと思います。しかしながら、自分一人で最適解を導く必要はなく、仲間と協力してチームで取り組むことができるので安心してください。その上で、新たな技術を取り入れたり挑戦したりすることを応援してくれる風土があるため、信頼を守るという矜持と、新しいことへの向上心があればきっと成長していけると思います。