新しい技術を取り込むことでユーザーのDXを後押しし、業務の効率化や事業の発展に貢献。

K.U.

開発二部 2014年入社 文化構想学部 多元文化論系卒

入社動機

趣味でプログラミングするなど、IT系に興味があったことから、就職活動ではSIerをターゲットに。職務内容や働きやすさの面から農中情報システムを選択。

01

システムに関わり続けられ、 プライベートも確保できる点に魅力を感じて。

就職活動当初からシステム会社に絞っていたそうですね。

もともとIT系に興味があったので、大学ではソフト開発の講義を選択しましたし、趣味でプログラミングにも興じていました。この延長でシステムエンジニアになりたいと思うようになったため、就職活動では最初からSIerを強く意識していました。活動を進めるうちに、SIerのなかに「ユーザー系」「メーカー系」「独立系」などがあると知りました。そのなかでも注目したのはユーザー系です。つくったものに愛着を抱くタイプなので、手がけたものを納品した後も、改修や機能付加などで関わり続けられるという点に惹かれました。

最終的に農中情報システムを就職先に選んだ決め手は。

SIerの事業や職務内容には惹かれていたものの、同時に激務に追われる業界というイメージも強かったので、実際の忙しさやワークライフバランスなどについても留意して各企業を見ていました。農中情報システムは、説明会などで接した先輩社員から「プライベートもしっかり確保できる」と直接伺えたので、早い段階で第一志望にしていました。選考に臨んだなかでは最も早く内定をいただきましたが、懸念を払しょくできていたので迷わず入社を決意することができました。

02

ユーザーの要望に 耳を傾け、 システムを 具現化していく。

担当職務の内容と、そこから感じるやりがいは。

開発二部では農林中央金庫の情報系システムを対象に、システムの開発や運用保守を担当しています。このなかで、私自身は多種多様なデータを集約・蓄積するデータウェアハウスの開発業務に従事しています。データウェアハウスでは、社内外のシステムの仕様やデータ要件を確認しながら、仕様を具現化していく必要があります。日々の職務では、NICの開発部署やベンダーとのやりとりがメインとなりますが、自分たちで提案・実施した改修について、ユーザーから「おかげで便利になったよ」などと直接フィードバックを受けることもあり、大きな励みになっています。

入社前後で、ギャップはありましたか。

プログラミングなどの実作業は社外のベンダーが行うことが多く、要件定義や進捗管理などのウエイトが高いという点は、入社前の想像と違いましたね。ただし、ユーザー系SIerとして同じシステムをフォローし続けられるという、特に重視していた部分は期待どおり。ユーザーとベンダーとの間に入って双方の仲立ちを務めることがいかに重要か、経験を重ねるごとに理解が深まっていくので、職務の必要性や自身の存在意義は十二分に実感できています。

03

新たなデータ基盤を活用するフェーズに。 ユーザーのさらなる発展・成長に貢献したい。

これまでの経験で印象に残っているのは。

入社6年目に、グループで保有していたサーバからクラウド上にデータウェアハウスを移管するという大規模な基盤更改案件を経験したことが印象に残っています。プロジェクトマネージャーの補佐を務めましたが、ユーザーはもちろん、社内他部署や複数のベンダーなど、関係者が多かったので、スケジュール管理やタスク管理が大変でしたね。成果物が上がってきてから、ベンダーに正確にオーダーが伝わっていなかったことが発覚するなど、自身が改めるべき点がいろいろ浮き彫りになりました。以降は、「誰が」「何をやるのか」を明確にしてTo Doリストにまとめたり、各タスクをスケジュールに落とし込んだりと、より着実に案件を進めるために必要なことを講じるようになりました。

今後、目指すところは何でしょう。

私は、入社4年目から6年目まで農林中央金庫に出向しました。この2年間で農林中央金庫では、新たな技術を積極的に採り入れてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していこうという機運が高まっていることをあらためて実感しました。一方、出向後の4年間心血を注いできた基盤更改により、新たなデータ基盤が整いました。今後は、いよいよ整備したデータ基盤を有効活用していくフェーズに入ります。ユーザーの業務に新たな技術を適用させることで、成長・発展に貢献していきたいと思っています。

Privateプライベート

プライベート

1歳になった子どもとの時間を大切に。 以前は毎週のように職場近くのシネコンで映画鑑賞していました。子どもが生まれてからは、もっぱら育児に充てています。朝、出社途中の保育園への送り届けと、帰宅後の入浴・寝かしつけは私の担当。子どもと一緒に過ごせる時間は貴重なので、大切にしています。

One Day Schedule1日のスケジュール

1日のスケジュール

08:50

出社。メールをチェックし、当日のタスクを確認

09:30

チームの朝会で、当日の予定や作業内容をメンバー間で共有

10:00

社内他部署の担当から、改修に伴う影響について問い合わせを受け、対応

11:00

週に一度の進捗会議。ベンダーや社内の管理部とともにプロジェクトの進捗状況を確認

12:00

昼食

13:00

ベンダーに委託したプログラムが正常に稼働するか検証

16:00

ユーザーと、システム運営に関する打ち合わせ

17:10

退社